200名の大宴会場のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。披露宴やパーティーのコース料理は、どの卓にもほぼ同時に出したいものです。この記事では、会員向けの大宴会場のモデルで、AIがコースの1皿を全員に出す時間をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 宴会場と料理の出し方

大宴会場の平面図
10名の丸テーブル20卓、北に高砂とダンスフロア、南にビュッフェとバー、北の東と西の壁の扉の内側にサービスの出入口、南にロビー
  • 10名の丸テーブルが20卓、200名の宴会場です。AIは edit_space の1回の変更で、東と西の壁の北の扉の内側に「サービスの出入口」を描きました(バックヤードからサービスが入る場所の仮定)。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 合図で、20卓分の料理が扉の外にそろっています。
  • サービスは扉で皿を3枚持ち、卓まで歩いて出し(1皿8〜20秒、いちばん多いのは12秒。皿を取るのに15秒)、扉に戻って次の皿を取ります。1卓10皿なので、3皿ずつなら1卓4回です。
  • 8人のサービスは、卓の番号の順に、いちばん近い空いた人が行きます。
  • 扉が1か所のときは、全員が東の扉から入り、すべての卓に出します。2か所のときは、半分が西の扉から入って西側の10卓を受け持ちます(ステーション)。
  • 人数と時間はどれも仮定です。自分の会場の記録に置きかえて使います。

2. サービスの人数と扉

AIは、サービスの人数(6・8・10・12人)と1回に持つ皿(2皿・3皿)を、扉1か所と2か所のシナリオで変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。「最後の皿まで」は、合図から最後の卓に最後の皿が出るまでの平均です。

1回に持つ皿サービス扉1か所:最後の皿まで扉2か所:最後の皿まで
3皿6人20.4分16.4分
3皿8人15.1分12.1分
3皿10人12.5分9.9分
3皿12人10.5分8.3分
2皿6人23.7分18.3分
2皿8人17.8分13.8分
2皿10人14.0分10.9分
2皿12人12.0分9.5分
  • 8人が3皿ずつ持てば、扉1か所で全員に出るまで15.1分です。2皿ずつだと17.8分です。
  • 扉を2か所にして半分ずつ受け持つと、8人で12.1分です。扉1か所の10人(12.5分)より短くなります。
  • 扉1か所では、12人でも10.5分かかります。扉2か所なら、3皿ずつ10人で9.9分です。

3. サービスが歩く距離

8人のときの、1皿分の料理を出す間にサービスが歩く距離の合計です(20回の平均)。

1回に持つ皿卓まで行く回数扉1か所扉2か所
3皿80回4,055 m2,091 m
2皿100回5,068 m2,614 m
  • 扉を2か所にすると、歩く距離はおよそ半分になります。東の扉から西側の卓まで、会場を横切って往復しなくてよいからです。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の会場を描き(図面のPDFや写真からでも)、卓の数と配置、サービスが出入りする扉、サービスの人数、1回に持つ皿と1皿を出す時間をAIに伝えてください。扉や卓を動かした配置も、AIが図面に置いて確かめます。
  • 確かめていないのは、料理ができあがる時刻と調理場の待ち、下げた皿を戻す流れ、飲み物のサービス、高砂を先に出す順番、通路でサービスどうしがすれ違う混み合いです。