小さなカフェのモデルから始める(無料登録)。「消防法施行令」第10条第1項第1号ロは、別表第一(三)項(飲食店など)のうち、火を使用する設備又は器具(防火上有効な措置として総務省令で定める措置が講じられたものを除く)を設けたものに、延べ面積によらず消火器具を求めています。その措置は、調理油過熱防止装置、自動消火装置その他の危険な状態の発生を防止するとともに、発生時における被害を軽減する安全機能を有する装置を設けることです(消防法施行規則第5条の4)。それ以外の(三)項は、延べ面積150平方メートル以上で求められます(第10条第1項第2号ロ)。この記事では、模擬の小さなカフェで、AIがこの決まりで消火器を確かめました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。
1. 延べ面積
模擬のカフェは、外壁の外側で8 × 8 m=64 m²の平屋で、厨房に調理台があり、客席にテーブル4台があります。延べ面積は壁の中心線で測るので、AIは get_space の外壁の厚さ(0.2 m)から、7.8 × 7.8 m=60.84 m²と出しました。
2. 消火器は要るか
AIは check_space の消火器(extinguishers)で、火を使う設備に安全装置がない場合とある場合を確かめました。
- ガスコンロなど、安全装置のない火を使う設備があれば、延べ面積60.84 m²でも消火器が要ります(第10条第1項第1号ロ)。要る能力単位は、延べ面積60.84 m² ÷ 100 m²で0.61です。
- 調理油過熱防止装置などの安全装置が付いた設備だけなら、延べ面積が150 m²に足りないので、消火器は求められません。
3. 1本置く
AIは、客席の厨房の扉のそばの壁ぎわに、能力単位1の消火器を1本置きました(edit_space)。
- 能力単位1は、要る0.61に足ります。
- 床のどこからでも、消火器まで歩いて20 m以内です。いちばん遠いのは客席の南東の隅で、6.08 mです。消火器の上端は0.6 mで、1.5 m以下です。
check_spaceの指摘は0件のままです。
4. この確かめ方の使い方
- 自分の店の図面を描き(図面のPDFや写真からでも)、火を使う設備と、その安全装置をAIに伝えてください。ほかの用途と同じ建物に入るテナントは、その用途の部分の延べ面積で数えます。
- Laydyneが確かめるのは、要るか、能力単位、歩く距離、置く高さです。消火器の種類(どの火に向くか)、標識、厨房の火気使用設備の届出、自動火災報知設備などほかの設備は確かめていません。開店の前に、図面を持って消防署に相談してください。



