駐車場のモデルから始める(無料登録)か、自分の図面を描いてください。駐車場のうち何台を車いす使用者用にするかは、バリアフリー法施行令が決めています。200台を超えると数え方が変わります。この記事では、模擬のショッピングセンターの駐車場で、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字は、すべてその結果です。
施行令が求めること
e-Govの条文から、次の値を使います(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令 第18条)。
- 駐車施設の数が200以下なら、その100分の2以上(1未満の端数は切り上げ)を車いす使用者用にする。200を超えるなら、100分の1(端数は切り上げ)に2を加えた数以上。
- 車いす使用者用駐車施設の幅は350 cm以上。
- 利用居室までの経路の長さができるだけ短くなる位置に設ける。
check_space の accessibleParking は、駐車場の区画と、その中の車いす使用者用区画を数えます。それぞれの幅を測り、区画ごとに階段を使わない入口までの経路を求めます。車いす使用者用区画のうち要る台数分は、入口に近い順で、それより近い普通の区画がないことを確かめます。
1. 図面のままの駐車場
| 駐車場の区画 | 245台 |
| 要る車いす使用者用区画(245の100分の1は2.45、切り上げて3、それに2を加える) | 5台 |
| 図面の車いす使用者用区画(正面入口の前、幅3.5 m) | 2台 |
2台の車いす使用者用区画は、幅も足り、入口にいちばん近い区画です(7.74 mと7.92 m)。245台の駐車場には車いす使用者用区画が5台要りますが、図面には2台しかありません。小さな駐車場と同じ台数です。床の検査(check_space)の指摘は0件です。この台数は施行令が決めるもので、図面の検査では分かりません。
2. 並べ直す
suggest_parking に accessible: law を渡すと、並べ方ごとに、その区画の数に要る台数の車いす使用者用区画を、入口にいちばん近い列に並べます。
| 並べ方 | 区画 | 車いす使用者用区画 |
|---|---|---|
| 直角 | 217台 | 5台 |
| 平行、連絡車路は西 | 243台 | 5台 |
| 平行、連絡車路は東 | 243台 | 5台 |
区画がいちばん多い、連絡車路が西の並べ方を、1回の変更で適用します。確かめ直すと、次のとおりです。
| 駐車場の区画 | 243台 |
| 要る車いす使用者用区画 | 5台 |
| 図面の車いす使用者用区画(幅3.5 m、入口に近い5台、7.70 m〜11.09 m) | 5台 |
広い区画が3台増えた分、駐車場全体は2台減りました。床の検査の指摘は0件のままです。
3. この数字の使い方
- 図面を施行令の台数と比べたもので、許可の確認ではありません。施行令は不特定多数が利用する駐車場に適用され、条例でもっと求められることがあります。
- 区画の幅は短い辺です。入口までの経路は、
accessibleRouteと同じく階段を使わない最短の経路です。 - 建物に駐車場が2つ以上あるときは、施行令はそのすべての区画の総数で数えます。全部を
lotsに入れます。建物のうち数えなかった区画の数も、答えに出ます。 - 車の動きは計算しません。車の軌跡や回転は確かめていません。



