定員80名の保育園のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。朝の登園は8時台に集まり、保護者は子どもを預けて仕事に向かいます。この記事では、会員向けの保育園のモデルで、AIが朝の登園をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 保育園と朝の流れ

定員80名の保育園の平面図
北に玄関・事務室・調理室・遊戯室、中央に廊下、南に0歳児から5歳児の保育室、その南に園庭
  • 定員80名(0歳児9人、1歳児12人、2歳児12人、3歳児15人、4歳児16人、5歳児16人)の保育園です。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 7:00〜9:30に、保護者が子どもを1人ずつ連れて、玄関から入ります(ばらばらに)。はじめの30分に10%、そのあと30分ごとに15・30・30・15%です。
  • 玄関で靴を脱ぎ(30秒〜1分30秒、いちばん多いのは45秒)、子どもの部屋で、その組の担任1人に預けます。検温や連絡帳のやりとりで、0・1歳児は2〜5分(3分)、2〜5歳児は1〜3分(1分30秒)です。
  • 玄関でまとめて受け入れるときは、玄関の職員が同じ時間で預かり、子どもを部屋へ連れて行きます。
  • 預けたら靴をはき(30秒)、帰ります。
  • 人数と時間はどれも仮定です。自分の園の記録に置きかえて使います。

2. 受け入れの場所と玄関の職員

AIは、受け入れの場所(各部屋・玄関)と玄関の職員(1・2・3人)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。「玄関から帰るまで」は保護者1人の平均、いちばん長い待ちは、受け入れを待つ時間のいちばん長いもの(部屋ではいちばん待った部屋)の20回の平均です。

受け入れ0・1歳児の保護者:玄関から帰るまで2〜5歳児の保護者:玄関から帰るまでいちばん長い待ち
各部屋(担任1人ずつ)5.9分4.5分3.6分
玄関(1人)28.2分27.4分52.9分
玄関(2人)6.7分5.1分6.8分
玄関(3人)5.1分3.6分2.0分
  • 各部屋で担任が受け入れると、保護者が玄関から帰るまでは0・1歳児で平均5.9分、2〜5歳児で4.5分です。
  • 玄関の1人にまとめると、28.2分と27.4分になり、待つ保護者は最も多いとき24.4人です。
  • 玄関に2人いれば6.7分と5.1分で、各部屋で受け入れるのとほぼ同じです。担任6人が朝に受け入れる代わりに、2人で受け入れられます。

3. 受け入れの時間を短くする

玄関の職員1人で、受け入れの時間(いまのまま・6割に短く。連絡帳をアプリにするなど)と受け入れの場所を変えました。

受け入れ受け入れの時間0・1歳児の保護者:玄関から帰るまで2〜5歳児の保護者:玄関から帰るまでいちばん長い待ち
各部屋いまの時間5.9分4.5分3.6分
各部屋6割に短く4.2分3.6分1.5分
玄関(1人)いまの時間28.2分27.4分52.9分
玄関(1人)6割に短く8.1分7.1分12.2分
  • 受け入れの時間を6割にすると、玄関の1人でも8.1分と7.1分です。いちばん長い待ちは12.2分です。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の園を描き(図面のPDFや写真からでも)、組ごとの子どもの数、登園の時刻、受け入れの場所と時間、受け入れる職員の人数をAIに伝えてください。玄関や下駄箱を動かした配置も、AIが図面に置いて確かめます。
  • 確かめていないのは、きょうだいを一緒に連れてくる保護者、駐車場や駐輪場、雨の日の着替え、廊下の混み合い、玄関で預かった子どもを部屋へ連れて行く職員の時間、お迎えの時間です。