引っ越し前の2LDKのモデルから始める(無料登録)か、自分の部屋を描いてください。アップライトピアノは幅が1.5 mほどあり、重いので、立てたまま運ぶのがふつうです。玄関や廊下で曲がれるかは、ピアノの奥行きと、通る所の幅で決まります。この記事では、マンションの2LDKのモデルで、共用廊下から各部屋へピアノを運べるかを、AIに確かめてもらいました。引っ越しの家具の記事と同じモデルと道具(check_space の carry)です。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. やったこと

  • モデルは、68 m²の2LDKです。玄関の外は幅1.2 mの共用廊下、玄関ドアは0.9 m、玄関は1.0 × 1.5 m、廊下は幅1.0 m。リビングの扉と洋室の扉は0.8 m、洋室1はリビング側にも1.5 mの引き戸があります。
  • ピアノの大きさは、よくある大きさの仮定です(幅 × 奥行き × 高さ)。背の低いアップライト1.49 × 0.53 × 1.13 m、標準のアップライト1.53 × 0.62 × 1.31 m、電子ピアノ1.36 × 0.42 × 0.86 m。
  • AIは check_space の carry で、共用廊下から各部屋へ、まず立てたまま(upright: true)運べるかを確かめ、だめなら倒してもよいとして(背を下・横倒し)確かめました。道具は、箱を壁や扉に触れないよう2.5 cmの余裕を残して動かし、曲がり角で回します。

2. どの部屋に入るか

ピアノリビング洋室1洋室2
背の低いアップライト(奥行き0.53 m)立てたまま立てたまま横倒しなら
標準のアップライト(奥行き0.62 m)横倒しなら横倒しなら横倒しなら
電子ピアノ(奥行き0.42 m)立てたまま立てたまま立てたまま
  • 標準のアップライトは、玄関ドアの前で止まる。 立てたまま、共用廊下から玄関ドアへ曲がる所で、玄関のある外壁(共用廊下側)に当たります。幅1.2 mの共用廊下では、幅1.53 m・奥行き0.62 mのピアノを0.9 mの扉へ向けて回せません。
  • 洋室2の扉は、玄関を上がってすぐの廊下にある。 背の低いアップライトは、立てたままではそこで間仕切り壁に当たって曲がり切れず、横倒しなら入ります。
  • 電子ピアノは、どの部屋にも立てたまま入ります。
背の低いアップライトをリビングへ
背の低いアップライトを、立てたまま共用廊下からリビングへ運ぶ経路

3. 立てたまま入るのは奥行き何cmまでか

幅1.5 m・高さ1.25 mのピアノで、奥行きを0.50 mから0.66 mまで2 cmずつ変えて、立てたまま運べるかを確かめました。

運ぶ先立てたまま入る奥行き
リビング0.60 mまで
洋室10.60 mまで
洋室20.52 mまで
  • 奥行き0.62 mからは、共用廊下から玄関ドアへ曲がれません。

4. 使い方と、分からないこと

  • ピアノの寸法を測って渡す。 幅・奥行き・高さは、メーカーの仕様で確かめてください。この記事の大きさは仮定です。
  • 倒して運べるか。 ピアノを倒して運んでよいか、どう運ぶかは、ピアノの運送の業者が決めます。この記事は、形として通るかだけを確かめています。
  • 床の強さと、ベランダからの吊り上げ。 ピアノの重さに床が耐えるか、扉から入らないときにベランダから吊り上げられるかは、確かめていません。
  • 共用部分。 エレベーターや共用廊下の曲がり角も通るかは、建物のその部分を描いて確かめます。

使った道具

  • check_space:carry で、ピアノを共用廊下から各部屋へ運べるか
  • get_view_image:運ぶ経路(routes)を重ねた平面図