空港の朝の出発のモデルを開く(登録なしで開けます。シミュレーションを動かすにはProが要ります)。朝の出発便の波に、保安検査場のレーンを何本開ければ、列はどれくらいになるか。同じ乗客でレーンの数と乗客の数を変え、AIがシミュレーションで比べます。この記事では、模擬の空港で、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字は、すべてその結果です。

1. 空港と朝の出発便

模擬の空港の、朝の30分の出発の波です。

  • 乗客は、時刻で変わる割合でランダムに来ます(6〜25分は基本の2倍、11〜21分は4倍)。60%は荷物を預け、チェックインの島(4つのカウンター)か自動の手荷物預け機を使います。
  • 全員が有人の保安検査レーンに並びます。開いているレーンの数だけ検査でき、空いたレーンへ進みます。15%は優先(ファストトラック)で、先に検査を受けます。その後、免税店・カフェ・バー・ラウンジに寄り、搭乗口で待ちます。
  • 到着の2便(手荷物の受取と税関)も同時に動いています。保安検査を通る乗客は、20回の平均で一般85.6人・優先16.1人です。
  • 数えていないもの:人の混雑の物理。搭乗は時刻表ではなく、ランダムな待ちの後です。

2. レーンの数

AIは保存されているシナリオのパラメータ(開くレーンの数)を、sweep_process_parameters で値ごとに、同じ乱数の20回走らせました。保安検査にかかる時間は、並び始めてから検査を終えるまでの平均です。

開くレーン一般の乗客優先の乗客いちばん長い待ち列の最長レーンが動いていた割合(1時間)
2本11.2分1.5分18.7分42.7人72%
3本(いま)5.1分1.4分8.2分26.5人49%
4本2.7分1.3分3.7分15.5人37%
5本1.7分1.3分1.6分8.9人31%
  • いまの3本では、一般の乗客が5.1分かかり、列は最長26.5人です。4本にすると2.7分(2.4分短い、95%区間は2.1〜2.8分短い)、5本で1.7分です。
  • 3本のレーンは、1時間で見ると49%しか動いていませんが、乗客が4倍になる10分の間に列ができます。本数は平均の忙しさではなく、ピークで決めることになります。

3. 乗客が25%多い朝

基本の割合を1時間90人から112.5人にしました(ピークも同じ割合で多くなる)。

開くレーン一般の乗客いちばん長い待ち列の最長
3本8.3分13.5分44.9人
4本4.6分7.3分30.5人
5本2.8分4.0分20.1人
  • 乗客が25%多い朝に、いつもの朝(3本で5.1分)と同じくらいにするには、4本(4.6分)が要ります。

4. 優先の乗客を増やすと

優先(ファストトラック)の割合を15%から30%にしました。

開くレーン優先15%:一般優先優先30%:一般優先
3本5.1分1.4分5.9分1.4分
4本2.7分1.3分3.0分1.3分
  • 優先が倍になっても、優先の乗客は1.4分のままですが、一般の乗客は3本で0.8分長くなります(95%区間は0.7〜1.0分長い)。優先を増やすときは、一般の列への影響も見てください。

5. この数字の使い方

  • 便ごとの乗客の来る時刻(予約のデータから)、預ける荷物の割合、検査とチェックインの時間の測定、時間ごとのレーンとカウンターの人員を、AIに伝えてください。
  • 待ちの短さは、検査員の勤務時間と自分のサービスの目標と合わせて決めてください。このシミュレーションは、乗り遅れ・売店の売上・満足度を示しません。
  • 計算していないもの:人の混雑の物理、時刻表どおりの搭乗。

AIへの頼み方

この空港の朝の出発便の30分の波で、保安検査のレーンを2〜5本にしたときの、保安検査にかかる時間と列の長さを20回ずつ比べてください。乗客が25%多い朝も比べてください。