整骨院のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。整骨院の夕方は、仕事や学校の帰りの患者が集まります。施術者が足りないのか、ベッドが足りないのかで、打つ手が変わります。この記事では、会員向けの整骨院で、AIが平日の夕方をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 院と夕方の流れ

整骨院の平面図
東に施術ベッド4台の施術室、西に受付と待合室、奥にトイレと休憩室

AIは、1回の変更(edit_space)で4台の施術ベッドにタグを付け、1人の患者が1台を使うようにしました。check_space の指摘は0件です。次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 16:00〜20:00に患者がばらばらに来ます。いちばん多い18:00〜19:00の人数に対して、16:00から30分ごとに40・50・70・90・100・100・70・40%です。
  • 受付(30〜90秒)のあと、待合室で空いたベッドを30分まで待ち、それでも空かなければ帰ります。
  • ベッドに横になって施術者を待ち、手技の施術を受けます(8〜15分、いちばん多いのは10分)。
  • 電気治療を受ける人(初めは70%)は、そのあと施術者なしでベッドで10分の電気治療を受けます。
  • 受付で会計(30〜60秒)をして帰ります。時間はどれも仮定です。自分の院の実際の時間に置きかえて使います。

2. 施術者の人数と来る患者の数

AIは、施術者の人数(1・2・3人)と18:00〜19:00の人数(6・9・12人)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。ベッドを待つ時間はすべての患者、施術者を待つ時間は施術を受けた患者の平均です。

18時台施術者来た患者待ちきれずに帰ったベッドを待つ(待合)施術者を待つ(ベッドで)来てから帰るまで
6人1人16.1人0.8人3.6分10.7分33.5分
6人2人16.1人0.0人0.6分0.8分22.0分
6人3人16.1人0.0人0.4分0.1分21.1分
9人1人25.6人4.7人12.1分17.2分43.3分
9人2人25.6人0.1人2.9分1.9分25.2分
9人3人25.6人0.0人1.7分0.2分22.2分
12人1人33.6人10.7人17.9分19.9分46.7分
12人2人33.6人1.4人7.1分2.6分29.6分
12人3人33.6人0.7人4.9分0.3分25.5分
  • 18時台に9人なら、施術者1人では25.6人のうち4.7人が待ちきれずに帰り、来てから帰るまで43.3分です。2人にすると0.1人・25.2分になります。
  • 18時台に12人では、3人にしても待合でベッドを待つのが4.9分残ります。施術者を待つのは0.3分で、足りないのはベッドです。

3. 電気治療を受ける人の割合

18時台に12人で、電気治療を受ける人の割合(0・50・70・100%)と施術者(2・3人)を変えました。電気治療の間、ベッドはふさがりますが、施術者は次の患者に移れます。

電気治療施術者待ちきれずに帰ったベッドを待つ(待合)施術者を待つ(ベッドで)来てから帰るまで
0%2人1.1人4.6分5.7分23.1分
50%2人1.3人6.5分3.5分28.0分
70%2人1.4人7.1分2.6分29.6分
100%2人1.8人8.3分1.2分31.8分
0%3人0.0人1.2分1.0分15.6分
50%3人0.4人3.3分0.4分22.2分
70%3人0.7人4.9分0.3分25.5分
100%3人1.5人7.0分0.1分29.7分
  • 電気治療を受ける人が多いほど、待ちは施術者からベッドへ移ります。施術者2人で、施術者を待つのは0%の5.7分から100%の1.2分に減り、ベッドを待つのは4.6分から8.3分に延びます。
  • 施術者3人なら、電気治療0%で来てから帰るまで15.6分、100%で29.7分です。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の院を描き(図面のPDFや写真からでも)、夕方の患者の数、施術と電気治療の時間、施術者の人数をAIに伝えてください。
  • 確かめていないのは、予約の取り方、保険の施術と自費の施術の違い、売上、受付の人数、待合室のいすの数です。