介護付き有料老人ホームのモデルから始める(無料登録)。厚生労働省の「有料老人ホーム設置運営標準指導指針」の5⑼は、一般居室・介護居室・一時介護室を個室とし、入居者1人当たりの床面積を13平方メートル以上としています。介護居室のある区域の廊下は、すべての介護居室が個室で、1室当たりの床面積が18平方メートル(バルコニーを除き、壁芯で算定)以上で、居室内に便所及び洗面設備があれば幅1.4メートル以上(中廊下は1.8メートル以上)です。それ以外は1.8メートル以上(中廊下は2.7メートル以上)です。都道府県・市は、この指針をもとに自分の指針を決めています。この記事では、模擬の居室の階で、AIがこの指針で居室と廊下を確かめました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。
1. 居室と廊下
模擬の階は30.2 × 13.2 mで、中廊下の北に7室・南に5室の個室があります。どの居室にもトイレ(間仕切りと扉で囲む)・洗面・たんす・ベッドがあり、浴室と食堂は共用です。check_space の指摘は0件で、入口から全部の部屋に行けます。
AIは、check_space の1人当たりの床面積(areaPerPerson)で居室の広さを読みました。get_space の壁の厚さから壁芯の広さを出し、廊下の幅(corridors)で廊下の有効幅を測っています。モデルの区画は、壁の内側(内法)で描いてあります。
| 居室 | 内法 | 壁芯 | 18 m²(壁芯) |
|---|---|---|---|
| 居室1・8(外壁の角) | 17.82 m² | 19.15 m² | 足りる |
| 居室2〜6・9〜12 | 17.82 m² | 18.87 m² | 足りる |
| 居室7(リネン庫の隣) | 16.2 m² | 17.2 m² | 足りない |
- どの居室も、内法で16.2 m²以上あり、13 m²に足ります。
- ほかの居室は内法では17.82 m²でも、壁芯なら18 m²以上です。居室7は壁芯でも17.2 m²で、18 m²に足りません。
- どの居室にもトイレと洗面があります。それでも1室が18 m²に足りないので、廊下は中廊下で2.7 m以上が要ります。いまの廊下の有効幅は1.8 mです。
2. 居室7を広げる
直し方には、廊下を2.7 mに広げる(階の奥行きが0.9 m増える)ことと、居室7を壁芯で18 m²にすることがあります。居室7の壁芯の奥行きは5.55 mで、18 m²にするには壁芯の幅が18 ÷ 5.55 = 3.24 mより広く要ります。いまは3.1 mです。AIは、居室7とリネン庫の間の間仕切りと居室7のたんすを、0.15 m東へ動かしました(edit_space の1回の変更、5 cmずつ)。
- 居室7は内法で17.01 m²、壁芯で18.04 m²になり、18 m²に足ります。リネン庫は12.42 m²から11.61 m²になりました。
- すべての居室が壁芯18 m²以上で、トイレと洗面があります。中廊下は1.8 m以上でよく、いまの1.8 mで足ります。
check_spaceの指摘は0件のままです。
3. この確かめ方の使い方
- 自分の施設の図面を描き(図面のPDFや写真からでも)、介護居室とその区域の廊下、届け出る都道府県・市の指針をAIに伝えてください。自治体の指針は、国の指針と違うことがあります。国の指針は、13 m²の測り方を決めていません。
- 壁芯の広さは、区画の四辺に接する壁の厚さの半分ずつを足して出しています。バルコニーは居室の区画に入れないでください。
- Laydyneが確かめるのは、図面の広さと廊下の有効幅、通路と扉の前です。手すりを付けた後の廊下の幅、便所や浴室が身体の不自由な人に使いやすいか、緊急通報装置、建築基準法・消防法は確かめていません。届け出の前に、図面を持って自治体に相談してください。



