廊下や通路に求める幅は、建物の用途や部屋の条件で変わります。壁の間が広くても、家具や設備で通れる幅が狭くなることがあります。この記事では、これまでの記事でAIが確かめた6つの例を並べました。主に、AIがMCPで呼ぶ道具(check_space の corridors)の結果です。町工場は同じ道具の minClearance で機械の間を測った結果です。

1. 廊下・通路ごとの有効幅

場所・条件決まり有効幅求める幅結果
小学校:西の中廊下、ロッカーがあるとき建築基準法施行令第119条(両側に居室)1.95 m2.3 m足りない
小学校:同じ廊下、ロッカーを教室へ移した後同じ決まり2.4 m2.3 m足りる
町工場:旋盤2と旋盤3の間、直す前労働安全衛生規則第543条(80 cm以上)0.7 m0.8 m足りない
町工場:同じ機械の間、直した後同じ決まり0.8 m0.8 m足りる
展示会:西の通路を主要避難通路にする札幌市火災予防条例の例(この記事のホール)2.95 m2 m足りる
展示会:64小間の列の間を補助避難通路にする広島市・札幌市火災予防条例の例(この記事のホール)1.2 m1.2 m足りる(下限ちょうど)
有料老人ホーム:居室の条件を満たす前の中廊下有料老人ホーム設置運営標準指導指針1.8 m2.7 m足りない
有料老人ホーム:居室の条件を満たした後の同じ中廊下同じ指針1.8 m1.8 m足りる
老健:洗面台がある中廊下介護老人保健施設の基準第4条2.25 m2.7 m足りない
老健:洗面台を洗面所へ移した後同じ基準2.7 m2.7 m足りる
有床診療所:両側に病室のある廊下医療法施行規則第16条(診療所)1.8 m1.6 m足りる
同じ廊下を病院として医療法施行規則第16条(病院)1.8 m2.1 m足りない

2. 分かること

  • 家具や設備をよけた幅で比べる。 学校のロッカーの横は1.95 mで、求める2.3 mに足りません。ロッカーを教室へ移すと2.4 mで足ります。老健も洗面台を移すと2.25 mから2.7 mになり、求める2.7 mに足ります。
  • 同じ幅でも、条件で結果が変わる。 有料老人ホームは、すべての介護居室が個室で壁芯18 m²以上あり、室内に便所と洗面がある条件を満たすと、中廊下に求める幅は2.7 mから1.8 mになり、いまの1.8 mで足ります。有床診療所の廊下の1.8 mは、診療所の1.6 mに足りますが、病院の2.1 mには足りません。
  • 下限ちょうどは余裕がない。 町工場の機械の間は0.7 mでは求める0.8 mに足りず、直した後の0.8 mで足ります。展示会の西の通路2.95 mは、札幌市の例の主要避難通路2 mに足ります。64小間の列の間は1.2 mで、補助避難通路の1.2 mちょうどです。人が立ち止まると、通れる幅は狭くなります。

3. それぞれの記事

4. AIへの頼み方

この図面の廊下と通路を、家具や設備をよけた有効幅で測ってください。建物の用途、両側の部屋、居室の条件に合う決まりと比べ、足りない場所と、家具を移した後の違いを示してください。

5. 確かめていないこと

  • 各記事の模擬の図面の結果です。建築確認や施設の許可を受けたものではありません。
  • 自治体の指針や条例、会場の規則、どの条文が自分の施設に当たるかは、元の記事の条件と所管の窓口で確かめてください。
  • 手すり、廊下側に開く扉、人が立ち止まること、通路に後から置く物は数えていません。機械の扉や材料のはみ出し、フォークリフト用の幅も別に確かめます。