複合商業施設のモデルから始める(登録なしで開けます。シミュレーションの実行はPro)。上映前の映画館では、チケット売り場と売店に列ができ、本編に間に合わない人が出ます。この記事では、複合商業施設のモデルの映画館で、AIが19:00の上映前の30分をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 映画館と上映前の流れ

映画館の2階の平面図
北のロビーにチケット売り場と売店、連絡橋からの入口とエスカレーター、南にスクリーン4つ
  • 映画館の2階には、ロビーにチケット売り場(カウンター6 m)と売店(カウンター7 m)があり、南にスクリーンが4つあります。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • スクリーン3の19:00の上映に、120人が18:30〜18:55に(いちばん多いのは18:45)連絡橋から入ってきます。
  • ネットでチケットを買った人(50%など)はそのまま、ほかの人はチケット売り場に並び、空いた窓口で買います(30秒〜1分30秒、いちばん多いのは40秒)。
  • 60%の人は売店に並び、空いたレジで買います(40秒〜2分、いちばん多いのは1分、平均1分13秒)。そしてスクリーン3に入り、席に着きます。
  • 人数と時間はどれも仮定です。自分の映画館の記録に置きかえて使います。

2. チケット売り場の窓口と、売店のレジ

AIは、開けるチケット売り場の窓口(2つ・3つ)と売店のレジ(2〜4台)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。19:00で止めた同じシナリオで、その時に席にいない人も数えました。待つのは1人の平均、並ぶ人・席にいない人・最後の人が席に着く時刻は20回の平均です。

チケットの窓口売店のレジチケットを待つ(平均)売店で待つ(平均)売店に並ぶ人(最も多いとき)19:00に席にいない人最後の人が席に着く
2つ2台3.9分8.2分25.6人32.3人19:18
2つ3台3.9分2.5分14.5人16.0人19:06
2つ4台3.9分0.6分7.9人9.3人19:04
3つ2台1.0分9.7分33.4人29.3人19:18
3つ3台1.0分3.9分20.6人12.5人19:05
3つ4台1.0分1.4分11.8人1.0人18:59
  • 窓口2つ・レジ2台なら、19:00に席にいない人は32.3人で、最後の人が席に着くのは19:18です。売店で平均8.2分待ち、並ぶ人は最も多いとき25.6人です。
  • 売店で買う69.0人の買い物は合わせて約84分で、レジ2台でも42分かかり、お客様が来る25分に収まりません。売店のレジを3台にすると、席にいない人は16.0人、4台なら9.3人です。
  • 窓口を3つにしても、レジ2台のままなら29.3人です。チケットが早く買えるぶん、売店で待つ時間が8.2分から9.7分に延びます。窓口3つとレジ4台なら1.0人です。

3. ネットで買う人の割合

窓口2つのまま、ネットでチケットを買う人(30・50・70%)と売店のレジ(2台・3台)を変えました。

ネットで買う人売店のレジチケットを待つ(平均)売店で待つ(平均)19:00に席にいない人最後の人が席に着く
30%2台8.2分5.1分43.8人19:19
30%3台8.2分0.7分31.8人19:14
50%2台3.9分8.2分32.3人19:18
50%3台3.9分2.5分16.0人19:06
70%2台0.8分10.1分29.8人19:18
70%3台0.8分4.2分13.0人19:05
  • ネットで買う人が7割に増えても、レジ2台なら19:00に席にいない人は29.8人です。売店で待つ時間が10.1分に延びるからです。列のいちばん遅いところは売店で、チケットを早くしても、その分だけ売店に並びます。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の映画館を描き(図面のPDFや写真からでも)、上映ごとのお客様の数と来る時刻、ネットで買う人の割合、チケットと売店の時間、窓口とレジの数をAIに伝えてください。売店の場所やモバイルオーダーの受け取り口を変えた配置も、AIが図面に置いて流します。
  • 確かめていないのは、同じ時間のほかのスクリーンのお客様、券売機、モバイルオーダー、入場口での確認、トイレ、予告編の長さです。