試験会場(机80台)のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。試験の前は、受験者が締め切りの直前に集まり、扉での受験票と本人確認に列ができます。この記事では、会員向けの試験会場のモデルで、AIが試験の前の1時間をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 試験会場と入室の流れ

試験会場の平面図
8列×10行の机80台、前に試験監督の机と試験時間の掲示板、後ろの壁の西と東に受験者の扉
  • 机80台の試験会場で、後ろの壁の西と東に受験者の扉があります。AIは get_space で受験者の椅子80脚を読み、edit_space の1回の変更でタグを付けました。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 試験は10:00に始まり、受験者は9:50までに着席します。会場は9:00に開きます。
  • 平均80人の受験者が、9:00〜9:50にばらばらに来ます。はじめの10分に5%、そのあと10分ごとに10・15・30・40%と、締め切りの直前に集まります。
  • 半分ずつ西と東の扉から入り、扉の受付の1人が受験票と写真付きの身分証を確かめます(平均45秒、その半分〜約2倍)。そのあと空いた机まで歩いて座ります。
  • 人数と時間はどれも仮定です。自分の試験の記録に置きかえて使います。

2. 本人確認の時間と受付の人数

AIは、本人確認の平均の時間(20・30・45・60秒)と扉ごとの受付(1人・2人)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。「扉から座るまで」は平均、いちばん長い待ちは、扉で待った時間の長いほうの扉の20回の平均です。「最後の人が座る」は、9:50から何分遅れて最後の人が座るかの平均です。

本人確認扉ごとの受付扉から座るまでいちばん長い待ち待つ人(最多)最後の人が座る(9:50から)
20秒1人0.4分0.7分2.7人0.1分
20秒2人0.4分0.2分1.1人0.0分
30秒1人0.8分1.6分3.6人1.1分
30秒2人0.5分0.4分1.8人0.2分
45秒1人2.0分4.2分6.0人4.5分
45秒2人0.9分0.8分2.6人0.5分
60秒1人4.0分8.7分9.2人10.6分
60秒2人1.3分1.5分3.5人1.5分
  • 本人確認が平均45秒で扉に1人ずつなら、最後の人が座るのは9:50の4.5分あとです。いちばん長く待つ人は4.2分待ちます。
  • 1人60秒かかると10.6分あと、つまり試験が始まる10:00を過ぎます。扉に2人ずつなら1.5分あとです。
  • 30秒なら1人ずつでも1.1分あとです。

3. 受験者の来る時刻

扉に1人ずつで、受験者の来る時刻(締め切りの直前に集まる・その間・9:00〜9:50に均等)と本人確認の時間を変えました。

来る時刻本人確認扉から座るまでいちばん長い待ち最後の人が座る(9:50から)
最後の10分に集中45秒2.0分4.2分4.5分
最後の10分に集中60秒4.0分8.7分10.6分
その間45秒1.4分2.8分2.3分
その間60秒2.7分5.6分5.5分
均等45秒1.3分2.3分1.0分
均等60秒2.5分4.6分2.6分
  • 受験者が均等に来れば、本人確認45秒でも最後の人が座るのは1.0分あと、60秒でも2.6分あとです。早めの入室を案内すると、受付を増やすのと同じように効きます。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の試験会場を描き(図面のPDFや写真からでも)、受験者の数と来る時刻、扉ごとの受付の人数、本人確認の時間をAIに伝えてください。扉や机を動かした配置も、AIが図面に置いて確かめます。
  • 確かめていないのは、座席の指定(受験番号の席を探す時間)、トイレや手荷物の預け入れ、遅刻した受験者、複数の教室への案内、試験監督の説明の時間です。