机30台の教室のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。4時間目が終わってから「いただきます」まで、給食の準備には時間がかかります。この記事では、会員向けの教室のモデルで、AIが配膳台を置き、30人の配膳をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 教室と配膳の流れ

配膳台を置いた教室の平面図
前の黒板の前に配膳台、窓側の角に教卓、5列×6行の机と椅子、後ろにロッカー
  • 机30台(5列×6行)の教室です。AIは1回の変更(edit_space)で、教卓を窓側の角へ動かし、前に机を2台つないだ配膳台(3.6 m)を置きました。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 4時間目が終わると、当番が給食を取りに行き、5分後に配膳台に届きます。
  • 30人は、机の準備と手洗いをそれぞれのペースで済ませ(1〜4分、いちばん多いのは2分)、窓側の通路に並びます。
  • 配膳台では、トレー・はし・牛乳を自分で取り(5秒)、主食(6〜15秒、いちばん多いのは8秒)、おかず(8〜20秒、10秒)、汁物(10〜25秒、15秒)を当番によそってもらい、席に戻ります。前の人を追い越さないよう、次の品が空いてから進みます。
  • 人数と時間はどれも仮定です。自分のクラスの記録に置きかえて使います。

2. 汁物とおかずの当番

AIは、汁物の当番(1人・2人)とおかずの当番(1人・2人)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました(主食の当番は1人)。全員が席に着くまでは4時間目の終わりからの時間、列で待つのは1人の平均です。

汁物の当番おかずの当番全員が席に着くまで列で待つ(平均)
1人1人14.6分6.6分
1人2人14.4分6.3分
2人1人12.7分5.8分
2人2人11.0分5.1分
  • 当番が1人ずつなら、全員が席に着くのは4時間目が終わってから14.6分後で、給食が届いてから9.6分かかります。
  • 列の速さを決めるのは、いちばん時間のかかる汁物です。汁物の当番を2人にすると12.7分で、1.9分早くなります。おかずだけ2人にしても14.4分で、ほとんど変わりません。両方2人なら11.0分です。

3. 一斉に並ぶか、列ごとに呼ぶか

当番が1人ずつ、汁物の当番が2人のそれぞれで、手洗いが済んだ人から一斉に並ぶのと、給食が届いてから前の列から5人ずつ75秒ごとに呼ぶのを比べました(呼ばれる人は手洗いを済ませて席で待ちます)。

並び方汁物の当番全員が席に着くまで列で待つ(平均)並ぶ人(最も多いとき)
一斉に並ぶ1人14.6分6.6分30.0人
一斉に並ぶ2人12.7分5.8分30.0人
列ごとに呼ぶ1人14.6分0.8分6.5人
列ごとに呼ぶ2人13.2分0.3分4.0人
  • 一斉に並ぶと、給食が届く前から並ぶので、30人全員が列に並び、列で平均6.6分待ちます。
  • 列ごとに呼ぶと、並ぶ人は最も多いとき6.5人、列で待つのは平均0.8分になります。汁物の当番が1人なら、全員が席に着くのは同じ14.6分です。
  • 汁物の当番が2人だと、75秒ごとに呼ぶのは配る速さより遅く、全員が席に着くのは13.2分で、一斉に並ぶより0.5分遅くなります。呼ぶ間隔は、配る速さに合わせて短くします。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の教室を描き(図面のPDFや写真からでも)、クラスの人数、給食が届くまでの時間、品ごとのよそう時間、当番の人数、並び方をAIに伝えてください。配膳台の場所を変えた配置も、AIが図面に置いて確かめます。
  • 確かめていないのは、当番の着替えと配膳室までの往復、おかわり、アレルギーの対応、食器の返却と片付け、通路の混み合いです。