カラオケ店のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。カラオケ店は、部屋が埋まると、来た組がロビーで待ち、待ちきれずに帰ります。この記事では、会員向けのカラオケ店(個室10室)で、AIが金曜の夜をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。
1. 店と金曜の夜の流れ
AIは、1回の変更(edit_space)で10室のソファにタグを付け、1組が1室を使うようにしました。check_space の指摘は0件です。次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。
- 18:00〜24:00に組がばらばらに来ます。いちばん多い20:00〜22:00の1時間の組の数に対して、18:00から1時間ごとに40・70・100・100・80・50%です。
- 受付(1〜2分)のあと、ロビーで空いた部屋を20分まで待ち、それでも空かなければ帰ります。
- 1時間(40%)、2時間、3時間(初めは20%)のどれかで歌い、受付で会計(1分)をして帰ります。
- 利用時間を2時間までにする夜は、3時間の組も2時間で出ます。
- 組の数・割合・時間はどれも仮定です。自分の店の実際の数に置きかえて使います。
2. 来る組の数と利用時間の上限
AIは、20:00〜22:00の1時間の組の数(4・6・8組)と、利用時間を2時間までにするか(cap)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。待った時間は、すべての組の平均です(すぐ入れた組は0分、帰った組は帰るまで)。
| 20〜22時(1時間) | 3時間の組 | 来た組 | 待ちきれずに帰った | 待った時間 | 待つ列の最長 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4組 | そのまま | 18.5組 | 0.5組 | 0.9分 | 0.9組 |
| 4組 | 2時間まで | 18.5組 | 0.2組 | 0.5分 | 0.6組 |
| 6組 | そのまま | 27.3組 | 3.2組 | 4.2分 | 3.3組 |
| 6組 | 2時間まで | 27.3組 | 2.3組 | 3.4分 | 2.9組 |
| 8組 | そのまま | 35.9組 | 7.9組 | 7.3分 | 5.1組 |
| 8組 | 2時間まで | 35.9組 | 6.0組 | 6.3分 | 5.1組 |
- 20〜22時に1時間6組なら、27.3組のうち3.2組(11.7%)が待ちきれずに帰ります。利用時間を2時間までにすると2.3組です。
- 1時間8組では、2時間までにしても6.0組(16.7%)が帰ります。
3. 3時間を選ぶ組の割合
20〜22時に1時間6組で、3時間を選ぶ組の割合(0・20・40%)を変えました。
| 3時間を選ぶ組 | 3時間の組 | 待ちきれずに帰った | 待った時間 | 待つ列の最長 |
|---|---|---|---|---|
| 0% | そのまま | 2.3組 | 3.4分 | 2.9組 |
| 0% | 2時間まで | 2.3組 | 3.4分 | 2.9組 |
| 20% | そのまま | 3.2組 | 4.2分 | 3.3組 |
| 20% | 2時間まで | 2.3組 | 3.4分 | 2.9組 |
| 40% | そのまま | 4.6組 | 5.1分 | 3.7組 |
| 40% | 2時間まで | 2.3組 | 3.4分 | 2.9組 |
- 3時間を選ぶ組が40%なら、そのままでは4.6組が帰り、2時間までにすると2.3組です。長く歌う組が多い夜ほど、上限の効き目が大きくなります。
4. この確かめ方の使い方
- 自分の店を描き(図面のPDFや写真からでも)、週末の夜の組の数、利用時間の割合、待つ時間をAIに伝えてください。
- 確かめていないのは、料金と売上(上限で歌う時間が減る分)、部屋の大きさと組の人数、フリータイム、受付と厨房の人数です。
AIへの頼み方
このカラオケ店の10室で、金曜の18:00〜24:00に来る組の数を変え、20分待っても部屋に入れず帰る組を20回ずつ比べてください。混む夜に利用時間を2時間までにする場合も比べてください。



