オフィスのモデルから始める(無料登録)か、自分の図面を描いてください。居室には、床面積の20分の1以上開く窓か、代わりに換気設備が要ります。オフィスの中に作った会議室は、窓がまったくないことがよくあります。この記事では、模擬のオフィスのフロアで、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字は、すべてその結果です。
決まりが求めること
e-Govの条文から、次の値を使います。
- 居室の換気に有効な開口部の面積は、床面積の20分の1以上(建築基準法 第28条第2項)。政令の基準に従った換気設備を設けた居室は除きます。ふすま・障子など随時開放できるもので仕切られた2室は、1室とみなします(第4項)。
- 事務所の室では、窓その他の開口部の直接外気に向かって開放できる部分の面積を、床面積の20分の1以上にします(事務所衛生基準規則 第3条)。換気が十分に行われる設備を設けたときは除きます。
- 代わりの機械換気は、1時間にV = 20 Af / N m³以上(建築基準法施行令 第20条の2)。Afは床面積から開口部の有効面積の20倍を引いた面積、Nは1人あたりの床面積(10 m²を超えるときは10 m²)です。
check_space の ventilation に、居室と使う人数を渡します。窓のうち、片側が居室で反対側が外気の部分を、壁の中の高さ×開く割合(引違い窓は半分)で数えます。床面積(部屋の区画を壁の中心線まで広げた広さ。施行令第2条第1項第3号)の20分の1と比べ、足りない居室には換気設備の換気量を求めます。
1. 図面のままの階
窓は南と東の引違い窓で、北と西は隣地側の壁です。
| 居室 | 床面積 | 開口 | 必要 | 換気設備 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 受付・応接 | 55.66 m² | 2.70 m² | 2.78 m² | 足りない | 4 m³/h |
| 執務室 | 145.25 m² | 8.10 m² | 7.26 m² | 足りる | |
| 会議室A(12人) | 30.75 m² | 0 m² | 1.54 m² | 足りない | 240 m³/h |
| 会議室B(8人) | 30.75 m² | 0 m² | 1.54 m² | 足りない | 160 m³/h |
| 役員室(2人) | 37.21 m² | 1.35 m² | 1.86 m² | 足りない | 21 m³/h |
会議室には窓がないので、どちらも換気扇が要ります。会議室Aは12人なので、Nは30.75 / 12 = 2.56 m²、V = 20 × 30.75 / 2.56 = 240 m³/hです。役員室には窓が1つありますが、2.7 m²の半分の1.35 m²で、1.86 m²に足りません。窓の分(20 × 1.35 = 27 m²)を床面積から引くと10.21 m²です。Nは上限の10 m²なので、Vは21 m³/hです。受付は、窓の2.70 m²が床面積55.66 m²の20分の1(2.78 m²)にわずかに足りず、換気設備なら4 m³/hです(区画の53.4 m²なら2.67 m²で足ります)。床の検査(check_space)の指摘は0件です。
2. よく開く窓にする
| 役員室 | 開口 | 必要 | |
|---|---|---|---|
| 同じ窓を、全部開く開き窓にする | 2.70 m² | 1.86 m² | 足りる |
全部開く窓なら、役員室は換気扇なしで20分の1に足ります。会議室は、やはり換気扇が要ります。
3. この数字の使い方
- 図面を決まりの20分の1と比べたもので、建築確認ではありません。窓のどれだけを開く部分とするか(引違い窓は半分、開き窓は開く角度による)は行政の扱いです。窓ごとに割合を渡してください。
- 数えるのは外気に面する開口だけで、ほかの部屋に面する窓は数えません。床に描いたバルコニーへの窓や扉は、外気に開くこと(
outside: true)を渡せば数えます。 - 採光(第28条第1項)、すべての居室に要るシックハウス対策の換気(第28条の2)、排煙は確かめていません。



