飲食店のスケルトンのモデルから始める(無料登録)か、自分の店の図面を描いてください。客席の数は、テーブルの大きさと通路の幅で大きく変わります。この記事では、空の客席にいろいろな並べ方を試し、何席入るかをAIに数えてもらいます。模擬の店で、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 店

模擬の店は、12.4 × 10.4 m(128.96 m²)の平屋の店舗です。奥に厨房・休憩室・トイレがあり、表は入口のあるファサードです。客席は12 × 6.6 m(79.2 m²)で、柱が2本立っています。

2. 並べ方ごとの席数

AIは suggest_arrangement で、客席に並べ方を1つずつ試して席数を数えました。どの並べ方も、壁から家具までは0.6 m、奥の部屋の壁からは1.0 m空けています。

並べ方テーブル通路席数
4人席1.2 × 0.75 m1.2 m40
4人席1.2 × 0.75 m0.9 m40
4人席1.2 × 0.75 m1.5 m28
2人席0.6 × 0.7 m1.2 m24
6人席1.8 × 0.8 m1.2 m42
丸テーブル(4人)直径0.9 m1.0 m28
丸テーブル(4人)直径0.9 m1.2 m20
  • 4人席は、通路を0.9 mから1.2 mに広げても40席のままで、配膳しやすい1.2 mを取れます。1.5 mにすると28席に減ります。
  • 丸テーブルは椅子が四方に出るので場所を使います。通路1.0 mなら28席、1.2 mにすると20席です。
  • 柱の位置も効きます。4人席の列を奥の壁へ0.4 m寄せる(間隔0.6 m)と、柱が卓の列にかかって28席に減りました。
  • 6人席がいちばん多い42席ですが、2人や3人の客が多い店なら空席が増えます。席数は、客の人数の組み合わせと合わせて選んでください。

3. 4人席で並べる

4人席を並べた客席
4人席(1.2 × 0.75 m)を通路1.2 mで2列5卓、計40席

4人席・通路1.2 mで並べました(4人席は、机を2台ずつ向かい合わせた計4台のテーブルで、図では机と表示されます)。2列5卓の10卓・40席で、check_space で通路と扉の前を確かめ、指摘は0件です。get_seating_chart は、これを4席のテーブル10卓として読みます。

4. 消防法の収容人員と防火管理者

席を決めると、消防法の収容人員も決まります。動かせるテーブルと椅子の客席は、床面積を3 m²で割って数えます(消防法施行規則 第1条の3)。79.2 m²で26人、従業者5人を足して31人です。飲食店は30人以上で防火管理者が要ります(消防法施行令 第1条の2第3項)。この店だけの平屋の建物(延べ128.96 m²)なら、延べ面積が300 m²未満なので乙種の講習で足ります。同じ31人でも、延べ600 m²のビルに入るテナントなら甲種です。

席数が40でも、収容人員は31人です。椅子40脚を床に固定した場合は1脚ずつ数えて40人、従業者を足して45人です。長いすのボックス席なら、正面の幅0.5 mごとに1人と数えます。

5. この数字の使い方

  • 席数は、選んだテーブルの大きさ・通路・壁からの間隔で決まります。自分の店の家具の大きさで、AIにもう一度数えてもらってください。
  • 収容人員と防火管理者の要否は消防署が判断します。管理の権原が分かれたビルのテナントや、客席の一部だけを固定席にするときなど、数え方が分かれるときは事前に相談してください。
  • 厨房やトイレの広さ、客の動線、配膳の回数は数えていません。