研修室のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。会議室や研修室を予防接種の会場にするとき、決めることは、予診と接種のブースの数と、接種のあとに座って様子を見る待機の椅子の数です。この記事では、会員向けの研修室のモデルで、AIが会場を並べ直し、120人の午後をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 会場と午後の流れ

予防接種の会場にした研修室の平面図
前の扉のそばに受付、前の壁ぞいについたてで仕切った予診・接種のブース4つ、後ろに接種後の待機の椅子30脚
  • 12 × 8.4 mの研修室です。AIは1回の変更(edit_space)で、机・椅子・演台の81点を外し、前の扉のそばに受付、前の壁ぞいについたてで仕切った予診・接種のブース4つ、後ろに待機の椅子30脚(10脚×3列)を置きました。check_space の指摘は0件です。

AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 13:00から、予約した120人が1分に1人ずつ、前の扉から入ります。
  • 受付で予診票を渡し(20秒〜1分、いちばん多いのは30秒)、ブースの前で空いたブースを待ちます。ブースでは予診と接種に1分30秒〜4分(いちばん多いのは2分)かかります。開くブースは、医師の人数に合わせて2つか3つです。
  • 接種のあと、待機の椅子に座って様子を見ます(15分。30分の場合も比べます)。空いた椅子がなければ、椅子のそばで立って待ちます。
  • 待機が終わったら、後ろの扉から出ます。
  • 人数と時間はどれも仮定です。待機の時間は会場の医師の指示に、人数と時間は自分の会場の記録に置きかえて使います。

2. ブースと待機の椅子

AIは、開くブース(2つ・3つ)と待機の椅子(10・15・20脚)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。会場にいる時間・待ちは1人の平均、立って待つ人は最も多いときの人数の20回の平均です。

ブース待機の椅子会場にいる時間(平均)ブースを待つ(平均)椅子を待つ(平均)立って待つ人(最も多いとき)
2つ10脚47.9分16.2分13.0分19.2人
2つ15脚34.9分16.2分0.0分0.0人
2つ20脚34.9分16.2分0.0分0.0人
3つ10脚46.7分0.1分28.0分40.0人
3つ15脚19.4分0.1分0.7分2.8人
3つ20脚18.7分0.1分0.0分0.0人
  • ブース3つなら、ブースを待つのは平均0.1分で、ほとんど待ちません。椅子20脚で会場にいる時間は平均18.7分です。15脚では立って待つ人が最も多いとき2.8人ですが、10脚では40.0人が立って待ち、椅子を平均28.0分待って、会場にいる時間は46.7分になります。
  • ブース2つでは、ブースの前で平均16.2分待ち、列は最も多いとき26.4人です。そのぶん待機の椅子に来るのがゆっくりになり、15脚で足ります。ブースを増やすと、列はブースの前から待機の椅子の前へ移ります。

3. 待機の時間と椅子

ブース3つで、待機の時間(15分・30分)と待機の椅子(15・20・30脚)を変えました。

待機の時間待機の椅子会場にいる時間(平均)椅子を待つ(平均)立って待つ人(最も多いとき)
15分15脚19.4分0.7分2.8人
15分20脚18.7分0.0分0.0人
15分30脚18.7分0.0分0.0人
30分15脚86.6分52.9分60.0人
30分20脚58.9分25.2分40.0人
30分30脚34.1分0.4分2.4人
  • 要る椅子の数は、1分に来る人の数×待機の分数でほぼ決まります。1分に1人なら、15分で15脚、30分で30脚です。
  • 待機が30分なら、30脚で立って待つ人は最も多いとき2.4人ですが、20脚では40.0人で、会場にいる時間は34.1分から58.9分になります。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の会場を描き(図面のPDFや写真からでも)、予約の人数と間隔、受付・予診・接種の時間、開くブースの数、待機の時間と椅子の数をAIに伝えてください。ブースや待機の椅子の並べ方を変えた配置も、AIが図面に置いて確かめます。
  • 確かめていないのは、予約の時刻より早く・遅く来る人、問診票の書き直し、体調がすぐれない人の対応とベッド、待機の椅子どうしの間隔、廊下の待ちです。