鉄骨の倉庫のモデルから始める(無料登録)。「消防法施行令」は、倉庫(別表第一(十四)項)に、延べ面積150 m²以上で消火器(第10条第1項第2号)、500 m²以上で自動火災報知設備(第21条第1項第4号)を求めています。この記事では、会員向けの鉄骨の倉庫(延べ1,484.04 m²、天井6 m)で、AIが消火器を置いて確かめ、感知器の数を数えました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。
1. 消火器
AIは check_space の extinguishers で確かめました。倉庫は延べ1,484.04 m²で150 m²以上なので、消火器が要ります。「消防法施行規則」第6条は、倉庫で100 m²ごとに能力単位1を求めるので、14.84単位です。この倉庫は準耐火建築物で主要構造部が耐火構造ではないので、面積は倍になりません。
- AIは能力単位3の消火器を5本(15単位)、西・北・東の壁と南の壁に2本、壁に沿って散らして置きました(
edit_space)。 - 床のどこからでも、いちばん近い消火器まで歩いて20 m以内かを確かめると、事務所の北西の隅から20.27 mで、足りません。事務所の扉を通って、西の壁の消火器まで歩く距離です。
- AIは1回の変更で、西の壁の消火器を2 m北へ動かしました。いちばん遠い点は18.75 mになり、20 m以内です。
2. 自動火災報知設備の感知器
倉庫は延べ500 m²以上なので、自動火災報知設備が要ります。AIは check_space の fireAlarm で感知器を数えました。
- モデルの区画(保管エリア・荷さばき・事務所)で数えると、煙感知器18個です。ただし、事務所の南と東のラックのない床(197.65 m²)がどの区画にも入っていません。
- 事務所の外は壁で仕切られていない1つの感知区域なので、AIは事務所を除く倉庫の床を1つの区画(1,408.57 m²)にしました。
| 感知器 | 倉庫の床(天井6 m) | 事務所(天井2.7 m) | 合計 |
|---|---|---|---|
| 煙感知器(2種) | 19個(75 m²ごと) | 1個(150 m²ごと) | 20個 |
| 差動式の熱感知器(1種) | 47個(30 m²ごと) | 2個(50 m²ごと) | 49個 |
| 差動式の熱感知器(2種) | 57個(25 m²ごと) | 2個(40 m²ごと) | 59個 |
- 天井が4 m以上なので、煙感知器は1個で75 m²です。熱感知器は、主要構造部が耐火構造でないので1個の範囲が狭く、煙感知器の2倍以上の数になります。
3. この確かめ方の使い方
- 自分の倉庫を描き(図面のPDFや写真からでも)、延べ面積、主要構造部、天井の高さをAIに伝えてください。屋内消火栓は「倉庫に屋内消火栓が要るか、床のすべてに届くかを、AIと確かめる」で確かめています。
- 確かめていないのは、指定可燃物を貯蔵する場合(第10条第1項第4号、第21条第1項第8号)、警戒区域の分け方、感知器の場所の向き不向き(煙やほこり)、ラックの間の感知器の位置です。



