ホテルの宴会場のモデルから始める(無料登録)か、自分の会場を描いてください。席次表づくりは、招待客をグループに分け、どの卓に座ってもらうかを決め、名前を入れて印刷するまでが一続きの作業です。この記事では、120名の披露宴の席次表をAIに作ってもらいます。模擬の会場で、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

席次の決め方(よく使われるルール)

  • 高砂に近い卓ほど上座。主賓・上司、会社の同僚、友人、親族の順に座ってもらい、家族は高砂からいちばん遠い卓(末席)にする。
  • 新郎側の招待客は新郎の側(客席から見て左)、新婦側は新婦の側(右)。高砂でも、客席から見て左に新郎、右に新婦。
  • 同じ卓の中では、高砂に近い席が上座。

地域や会場、両家の考え方で変わるので、ここではこれを出発点にして、あとで動かします。

1. 卓の順番を決める

会場は30 × 26 mのホテルの宴会場で、北に高砂、その南に10名用の丸テーブルが左右6卓ずつ並んでいます。AIは get_space で卓の位置を読み、左右それぞれの6卓を高砂からの距離の順に並べました。

順新郎側(左)高砂から新婦側(右)高砂から
1Table 29.33 mTable 38.37 m
2Table 611.54 mTable 710.78 m
3Table 112.96 mTable 411.94 m
4Table 1014.49 mTable 813.74 m
5Table 514.64 mTable 1113.89 m
6Table 917.05 mTable 1216.3 m

2. 120名を一度に座らせる

招待客は左右60名ずつ、10名のグループが6つずつです。AIは assign_guests を1回呼び、グループを近い卓から順に割り振って卓に名前を付け、高砂に新郎新婦を座らせました。取り消しは1回で戻ります。

順新郎側新婦側
1主賓・上司(Table 2)主賓・上司(Table 3)
2会社の同僚(Table 6)会社の同僚(Table 7)
3大学の友人(Table 1)大学の友人(Table 4)
4高校の友人(Table 10)高校の友人(Table 8)
5親族(Table 5)親族(Table 11)
6家族(Table 9)家族(Table 12)

グループの中は、名簿の最初の人が高砂にいちばん近い席に座り、残りはそこから時計回りに座ります。席の数は124で、122名(招待客120名と新郎新婦)が座り、空いているのは芳名帳の机の2席だけです。check_space で通路と扉の前も確かめ、指摘は0件でした。

3. 席次表を出す

名前入りの席次表
会場の平面図に、卓ごとのグループ名と10席の名前を入れた席次表(入れ替えの後)

get_seating_chart は、同じ席の割り当てから3つの形を出します。

  • 平面図の席次表(上の図):会場の平面に、卓ごとのグループ名と席ごとの名前を入れたもの。受付や会場の掲示に。名前は席の大きさに合わせて短くします。
  • 卓ごとのカード:1卓1枚に、グループ名と席の番号順の名前。各卓に置く席札の元に。
  • 名前順の名簿(CSV):招待客ごとに卓と席の番号。受付でのご案内やエスコートカードの差し込みに。

4. 直前の入れ替え

新婦の高校の友人の中に友人代表のスピーチをする人がいるので、高砂に近い大学の友人の卓(Table 4)と入れ替えることにしました。AIは assign_guests を1回呼んで2卓の名前を入れ替え、席次表・カード・名簿はすべてその割り当てから作り直されます。上の図と、カード・名簿は入れ替えの後のものです。

5. この席次表の使い方

  • 席次のルールは慣習で、決まりではありません。会場や両家の考えに合わせて、AIに「この人を高砂の近くに」「この2人は離して」と頼み、もう一度割り振ってもらってください。
  • 卓の並びや数は会場ごとに違います。自分の会場の図面を描けば、同じ手順でその会場の席次表になります。
  • 名前の表記(旧字体など)や肩書は、名簿のとおりに入ります。印刷の前に、ご本人の表記を確かめてください。