子どもの施設の部屋の広さの基準は、施設の種類ごと、子どもの年齢ごとに違います。子ども1人あたりで決めるもの、学級の数で決めるもの、国の数がないものもあります。この記事では、5種類の施設の会員向けのモデルを、それぞれの基準で、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具(check_space の areaPerPerson)で測りました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 施設ごとの基準

施設部屋の基準決まり
認可保育所2歳未満は乳児室1人1.65 m²、ほふく室1人3.3 m²。2歳以上は保育室・遊戯室1人1.98 m²児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第32条
小規模保育事業A型2歳未満は乳児室・ほふく室1人3.3 m²、2歳は保育室・遊戯室1人1.98 m²家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準第28条
幼稚園園舎と運動場の広さを学級の数で(3学級なら園舎420 m²、運動場400 m²)幼稚園設置基準第8条・別表
放課後児童クラブ(学童保育)専用区画は児童1人おおむね1.65 m²、支援の単位はおおむね40人以下放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準第9条・第10条
放課後等デイサービス国の数はない(児童発達支援センターの発達支援室は1人2.47 m²。自治体の条例や目安に1人3 m²・3.3 m²がある)児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準第68条
施設ごとの、子ども1人あたりの広さ
子ども1人あたりのm²。幼稚園は学級の数で決まる
  • 同じ2歳未満でも違う。 認可保育所は、乳児室が1.65 m²、ほふく室が3.3 m²です。小規模保育A型は、乳児室・ほふく室どちらも3.3 m²です。
  • 幼稚園は学級の数で。 幼稚園設置基準は、保育室1室の広さを決めていません。園舎と運動場を、学級の数で決めます。
  • 放課後等デイサービスは自治体の目安で。 国の基準に広さの数がなく、自治体が条例や目安で決めていることがあります。

2. 5つのモデルの部屋

AIは、各モデルを開いたときのまま、それぞれの基準で測りました。広さは壁の内側に描いた区画です。

施設モデル確かめた部屋結果
認可保育所保育園(定員80名)0〜5歳児室の6室図のままで6室とも定員に足りる。ロッカー・調理台・カウンターの足もとを除いても6室とも足り、2歳児室のほかは定員ちょうど
小規模保育A型小規模保育事業所A型0・1歳児室(9人)、2歳児室(10人)0・1歳児室は図のまま30.24 m²で9人分、ロッカーを除くと28.80 m²で8人分(定員に足りない)。2歳児室はロッカーを除いても10人分
幼稚園幼稚園(3学級)園舎、運動場園舎432 m²(3学級420 m²)、運動場400 m²(3学級400 m²)で足りる。4学級なら園舎520 m²・運動場480 m²が要る
放課後児童クラブ小学校の校舎普通教室4(72.00 m²)43人分。支援の単位はおおむね40人以下
放課後等デイサービス放課後等デイサービス発達支援室(定員10人、31.50 m²)2.47 m²なら12人分、3 m²なら10人分、3.3 m²なら9人分(定員に足りない)

それぞれの施設の詳しい確かめ方と、足りない部屋の直し方は、別の記事に書きました:認可保育所、小規模保育、幼稚園、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス。

3. 使い方と、分からないこと

  • 広さは区画から。 区画は壁の内側に描いています。ロッカーなどの固定の備品を除いて数える自治体があるので、AIは図のままの広さと、備品の足もとを除いた広さの両方を出します。どこまで除くかは、自治体に確かめてください。
  • 見ていないもの。 屋外遊戯場(認可保育所の2歳以上は1人3.3 m²)、調理室・トイレ・事務室、職員の数、消防の設備は、この記事では確かめていません(それぞれの記事を見てください)。
  • 自治体の基準。 自治体が、国の基準と違う基準や目安を決めていることがあります。届け出る自治体の基準をAIに伝えてください。

使った道具

  • check_space:部屋ごとに、基準の広さに足りるか(areaPerPerson、備品を除く広さは fittings)