Studioの画面のほかの図は、英語の出力で記録したものです。

Linden Street Clinicは架空の施設計画モデルである。Bは到着患者1人当たりの移動を17.42m短くした一方、患者の平均待ちを20.37秒増やした。 20組の比較では、総所要時間とピーク時の不足席数の差は確定できない。Bを改善案と決めつけず、検討すべき交換条件として示す。

今回は以前のクリニック提案を変更せずコピーし、A/Bとも同じ4診察室と現行の医療部品へ更新した。旧記事の29.5分・医師92%は、入力と分母の異なる過去の結果である。今回の値とは区別する。全精度の数値・凍結比較・seed別結果を案件と一緒に保持した。

窓口と担当を変え、需要と職員数を固定する

Aは受付・会計を2人で共用する。Bは受付1人・会計1人に分け、会計窓口を移した。担当と窓口位置を同時に変えているため、差を動線だけの効果とは判断できない。

共通入力両案の条件
建物21×15m・315m²。診察室4室、各3.0×3.6m
職員計7人。医師2・看護師2・放射線担当1・受付会計計2
待合図面の椅子20脚、車椅子用の想定区画2つ
到着Poisson。最初の1時間24人/h、次の1時間16人/h、次の30分10人/h。その後の到着なし
処理時間受付は一様60–180秒。診察は三角240/420/720秒。処置は一様300–900秒、撮影300–600秒、撮影後確認120–240秒、会計60–120秒
診察後なし70%・処置20%・撮影10%の排他的分岐
試行同一seedの20組、20261009–20261028。各21,600秒・warmup 0、engine process-des-2.7.0
患者モデル円の半径0.30m、高さ1.70m、速度1m/s

到着IDと順序、分岐順、サービス時間の乱数、4室の選択順も共通にした。seed番号だけをそろえて入力を変えた比較とは異なる。資源の混み方が変わると、実際に選ばれる診察室は両案で異なり得る。

両案20試行すべてが6時間を完走し、警告・event/job上限による停止・seed除外はなかった。各案の20試行合計で到着867人・完了867人。未完了・blocked・残作業は0だった。

待ちと移動の変化を分けて読む

以下は20seedの平均。差は同じseedのB−A、区間はStudent tによる95%区間である。

指標ABB−A、95%区間
患者の平均待ち1,902.16秒1,922.54秒+20.37秒 [9.97, 30.77]
完了患者の平均総所要時間2,854.29秒2,857.25秒+2.95秒 [−7.45, 13.36]
1試行の患者総移動4,101.45m3,345.46m−755.99m [−822.68, −689.30]
到着患者1人当たり移動94.76m77.34m−17.42m [−17.55, −17.29]
受付工程の待ち18.71秒122.93秒+104.23秒 [71.32, 137.14]
初回医師工程の待ち1,698.37秒1,619.50秒−78.87秒 [−109.94, −47.80]
会計工程の待ち9.48秒11.31秒+1.83秒 [−0.71, 4.37]

患者の平均待ちは、到着した全患者の待ちの合計を人数で割る。未完了患者も、終了時までに生じた待ちを含む。総所要時間は完了患者だけが分母となる。今回は全員が完了していても、指標の定義は異なる。資源待ちの分母は資源の要求回数で、患者の実人数ではない。

1人当たり移動は、各seedで総移動を到着人数で割り、その20値を平均した。職員の移動は含まない。撮影後の再診察待ちはAが1,757.55秒、Bが1,682.57秒で、有効seedは各19/20。20261027には撮影患者がいなかった。保存比較では欠落を0扱いせず、この指標のpaired差を未計算としている。

総所要時間の95%区間は0を含む。歩行が短くなったことから、来院全体の時間短縮までは確定できない。

入室を止めず、20席に対する需要を観測する

患者は医師・看護師・放射線担当を待つ前に、待合polygon内の明示点へ移動する。観測zoneはoccupy・容量1000とした。ここを20人で制限すると、入れなかった患者がzone外で待ち、不足を見落とすおそれがある。

待合需要の観測値AB
seedごとのピーク占有の平均14.30人13.75人
20seed中の最大ピーク32人29人
各seedのピーク時不足席の平均0.75席0.55席
最大不足12席9席
20人を超えたseed3/203/20

不足席はseedごとにmax(0, peak − 20)を計算してから集計した。平均差は−0.20席、95%区間[−0.53, 0.13]で0を含む。両案とも20261010・20261013・20261015の3seedで20人を超えた。

これは待合需要の近似であり、実際の椅子への割当てや立位列の実寸ではない。180秒間隔の占有系列は初回seedに限り、両案とも20人超の標本はなかった。20seed全体の不足時間が0という結果でも、座れない正確な秒数でもない。

稼働率の分母もそろえる

資源AB
医師2人50.565%50.567%
診察室126.50%26.54%
診察室225.65%25.82%
診察室324.46%24.46%
診察室424.52%24.32%

稼働率は資源を保持したunit秒を、供給数×21,600秒で割った値である。移動中や、ほかの資源を待つ間も保持していれば含む。診療実働率の測定ではない。上記の医師・各室の差はすべて95%区間が0を含む。5室目の効果は未計算である。

共用2人と別資源1+1の合算paired比較は生成していない。別資源の平均待ちを足して共用値と比べず、患者全体と工程別の結果から判断を読む。

器具の操作側を明示して到達を確かめる

保存した検査はA/Bとも指摘0で、除外したgap4件を別欄に残した。全体の余白0.90mと、passageタグ3領域の1.50mは別条件である。診察室扉1.00m、処置・撮影の扉1.20mを1.50m通路として合格させたものではない。

診察台4台は西側、想定横余白0.95m。左処置台は東側1.20m、右は西側1.24m、X線装置は南側1.75mに操作側の点を置いた。患者の円形半径0.30/0.45mと職員0.30mで、器具側を含むA49先・B51先、計100先へ到達した。工程登録後の実際の目的地も確認した。

MCPで出力したAの静的図面
保存したAレポートの静的2D図。実ブラウザ画像とPDFは後段に掲載。

想定点と円形モデルの検査であり、製品指定の操作余白、実車椅子の長さ・旋回、ベッド搬送、相互回避、医療安全、感染対策、放射線防護、法規適合、実施設での予測精度は保証しない。処置工程は代表の1点を使い、図面の2ベッドへの割当てや職員移動は計算していない。

保存案件・PC実画面・確認済みPDFを開く

制作・工程登録・比較・レポートは、通常のローカルPro開発ログインから実MCPで行った。内蔵AIのプロバイダー呼出しは0。A/Bを別名でブラウザ内のrevision 3へ保存し、別MCPセッションで開き直した。形状・工程・案・凍結比較・圧縮結果・レポートが一致し、4 HTMLの再出力hashも同一だった。再開時の再計算は行っていない。

現行のローカルStudioでも、PCのChromeで両案を確認した。実3D/2D表示、別名でのブラウザ保存、案件一覧からの再開が成功した。再開後も案件内容と保存した視点は一致し、正式な元案件と4 HTMLは不変だった。

判断メモは、各案ともA4本文1ページ+A4根拠付録3ページ、計4ページ。提出資料はA3本文2ページ+A4根拠付録6ページ、計8ページである。実Studioの描画処理からMCP経由で4 PDFを書き出し、全24ページの目視と独立レビューに合格した。

現行Studioで表示したAの実3D画面
PCのChromeで確認したAのPC実3D画面。
現行Studioで表示したAの実2D画面
PCのChromeで確認したAのPC実2D画面。
現行Studioで表示したBの実3D画面
PCのChromeで確認したBのPC実3D画面。
現行Studioで表示したBの実2D画面
PCのChromeで確認したBのPC実2D画面。

前段の図面は静的MCP出力で、上の4枚はPCで表示したStudioの画面である。PDFは文字選択のできない画像形式である。レポート内の図は挿入図なので、図上の測定ではなく記載寸法で読む。

Freeでモデル・根拠の確認と保存済み結果の再生を行える。再計算はProで利用する。架空の条件を現場で測る問いへ置き換えるための資料であり、この結果だけで実クリニックの配置・人員を決めるものではない。

詳細化したモデルを開く

上のB案件はそのまま残し、モデル制作の続きとして578部品のクリニックを別ファイルで公開しました。窓枠・入口の庇・看板・座席・家具まで編集できる部品です。17個の組立定義と22個の配置で寸法を保持し、庇のパラメーター1つを変えると19部材が追従すること、Undo/Redo、別セッションでの保存再開を確認しました。院内全体の座席41席を保持していますが、待合41席として先の患者需要を再計算したものではありません。

詳細クリニックの入口側
保存した578部品をStudioの描画機能で表示。説明ラベルを非表示にし、庇を表示しています。
詳細クリニックの俯瞰
同じ保存モデルを上から表示。見通しのため頭上部材を非表示にしています。形状は変更していません。

詳細クリニックをStudioで開く、または編集できる578部品の案件をダウンロード。画像と配布ファイルは、受入確認した同じモデルから作っています。

範囲: 上記の患者動線・検査・PDFは元のA/Bモデルの結果です。詳細形状では再計算していません。solid部品72件は現在の階全体のクリアランス・安全解析の対象外で、描画できたことを検査合格とは扱いません。寸法は架空の入力モデルの値で、実測精度や医療施設としての適合を示しません。