ショッピングセンターの土曜のモデルを開く(登録なしで開けます。シミュレーションを動かすにはProが要ります)。土曜のピークに、フードコートのどの店で列ができ、調理を速くすれば列は消えるか。同じ来店で調理の時間とフードコートに来る人の割合を変え、AIがシミュレーションで比べます。この記事では、模擬のモールで、AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字は、すべてその結果です。
1. モールと土曜のピーク
模擬のモールは3階建てのショッピングモールで、3階にフードコート(10店)があります。
- 来店は最初の15分に集まります:車で来る人(1時間あたり360人の割合、ランダム)、シャトルバス3便(8人ずつ)、エレベーターで来る人(1時間あたり40人の割合)。1〜3の階で買物をしたあと、45%がフードコート、10%が映画館へ行き、残りは帰ります。10分には前の回の映画が終わり、40人の半分がフードコートへ来ます。
- フードコートでは、麺(40%:ラーメン・うどん・カレー・お好み焼き)、ファストフード(35%:バーガー・韓国料理・ピザ)、スイーツ(25%:クレープ・タピオカ・デザート)のどれかを選び、その種類で空いている店(どれも埋まっていれば前に並ぶ人の少ない店)に並びます。
- 店は1度に1つの注文を受けて作ります(注文20〜45秒、調理は平均120秒でばらつく、トレーを受け取る3秒)。待ちは、列に並んでから注文するまでの時間です。
- 1時間でフードコートに来る人は、20回の平均で73.1人です。
- 計算していないもの:混雑の物理、列を見てやめる人・列を移る人、グループ、売上。
2. どの店で並ぶか
AIは保存されているシナリオを変えずに、sweep_process_parameters で同じ乱数の20回走らせ、すべての店の待ち・列・動いていた割合を読みました(いまの設定)。列は、それぞれの回でいちばん長かった列の20回の平均です。
| 店 | 種類 | 来た人 | 待ち | 列(最長) | 動いていた割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラーメン | 麺 | 8.3人 | 2.0分 | 2.0人 | 33% |
| うどん | 麺 | 7.3人 | 2.7分 | 2.2人 | 35% |
| カレー | 麺 | 7.8人 | 2.4分 | 2.2人 | 33% |
| お好み焼き | 麺 | 7.8人 | 2.3分 | 2.3人 | 31% |
| バーガー | ファストフード | 7.8人 | 3.4分 | 2.8人 | 34% |
| 韓国料理 | ファストフード | 8.2人 | 3.0分 | 2.6人 | 33% |
| ピザ | ファストフード | 8.2人 | 2.8分 | 2.5人 | 33% |
| クレープ | スイーツ | 6.0人 | 1.6分 | 1.4人 | 30% |
| タピオカ | スイーツ | 6.3人 | 1.1分 | 1.3人 | 27% |
| デザート | スイーツ | 5.6人 | 1.4分 | 1.3人 | 26% |
- いちばん待つのはバーガー(3.4分)で、ファストフードの3店はどれも2.8分以上です。スイーツは1.1〜1.6分。
- どの店も、1時間のうち動いているのは26〜35%だけです。来る人が最初の15分と映画の終わりに集まるため、空いている時間が長くても、ピークには列ができます。1時間の平均の忙しさでは、列ができるかは分かりません。
3. 調理を速くすると
調理の平均を120秒から90秒・60秒にしました。種類ごとの店の待ち(いちばん短い店〜長い店):
| 調理の平均 | 麺(4店) | ファストフード(3店) | スイーツ(3店) | 車で来た人がモールにいる時間 |
|---|---|---|---|---|
| 120秒(いま) | 2.0〜2.7分 | 2.8〜3.4分 | 1.1〜1.6分 | 21.4分 |
| 90秒 | 1.0〜1.4分 | 1.7〜1.8分 | 0.5〜0.8分 | 20.7分 |
| 60秒 | 0.5〜0.6分 | 0.8分 | 0.3〜0.4分 | 20.2分 |
- 調理を90秒にすると、バーガーの待ちは3.4分から1.8分になります(同じ回どうしで1.6分短い、95%区間は1.0〜2.1分)。どの店も、待ちはいまの4〜6割になります。
- 60秒なら、どの店も1分以内です。
4. フードコートに来る人が増えたら
買物のあとフードコートへ行く人の割合を変えました(調理120秒)。
| フードコートに行く人 | 来る人 | 麺 | ファストフード | スイーツ |
|---|---|---|---|---|
| 30% | 56.1人 | 1.3〜1.8分 | 1.9〜2.3分 | 0.5〜1.3分 |
| 45%(いま) | 73.1人 | 2.0〜2.7分 | 2.8〜3.4分 | 1.1〜1.6分 |
| 60% | 92.6人 | 3.7〜4.3分 | 4.5〜4.8分 | 2.1〜2.2分 |
- 60%なら、ファストフードの待ちは4.5〜4.8分、麺も3.7〜4.3分になります。
5. 来店が多い日に、調理を速くすると
車で来る人を1時間あたり480人の割合にしました。ファストフードの待ちは3.9〜4.3分になります。調理が90秒なら2.2〜2.3分で、いまの日の120秒(2.8〜3.4分)を下回ります。同じ回どうしで、バーガーは1.1分(95%区間は0.5〜1.7分)、韓国料理は0.7分(0.1〜1.3分)短く、ピザの差は区間に0を含みます。
6. この数字の使い方
- 時間ごとの来店数(駐車場・入口のカウンター)、フードコートに行く人の割合、種類ごとの選ばれ方、店ごとの調理の時間を、自分の施設で測った値でAIに伝えてください。映画やイベントの終わる時刻も。
- 待ちが短くなっても、それだけで売上が増えるとは言えません。調理を速くする費用(人・機器・メニュー)と合わせて決めてください。
- 計算していないもの:混雑の物理、列を見てやめる人・列を移る人、グループ、売上。



