ホテルの朝食会場のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。ホテルの朝食は7時台に混み、席が空くのを入口で待つことがあります。この記事では、会員向けのビジネスホテルの朝食会場(2人席24卓とカウンター12席の60席)で、AIがビュッフェの朝をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 朝食会場と朝の流れ

ホテルの朝食会場の平面図
北の壁ぎわにビュッフェ台、3列の2人席24卓、南の窓ぎわにカウンター12席

check_space の指摘は0件です。AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 6:30〜9:30に、1朝に決まった人数が組で来ます。1人が7割、2人が2割、4人が1割で、1組は平均1.5人です。
  • 来る時刻は、30分ごとに全体の10・20・25・20・15・10%です。いちばん混むのは7:30〜8:00です。
  • 入口で部屋番号を伝えて(係は1人)、席に着きます。2人と4人の組は2人席(4人は2卓を寄せる)、1人の客はカウンターか2人席です。空いていなければ入口のそばで待ちます。
  • 席に着いたらビュッフェ台を回って席に戻ります(1か所に2人まで、温かい料理は3人まで。4人の組は2回)。その間も席はその組のものです。食べ終えたら食器を返却口に返して出ます。食べる時間は、1人で10〜30分、2人で15〜35分、4人で20〜40分です。
  • 時間はどれも仮定です。自分のホテルの実際の時間に置きかえて使います。

2. 1朝の人数

AIは1朝の人数(180・240・300人)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。1人の客はカウンターから案内します。席に着くまでは、部屋番号を伝えてから席に着くまでの時間です。

1朝の人数組席に着くまで(平均)待った組2人席を待つ列(最長)会場にいる時間
180人120組0.1分0.5組(0.5%)0.2組23.6分
240人160組0.7分26.7組(16.7%)3.9組24.2分
300人200組4.4分108.5組(54.3%)10.7組28.0分
  • 60席なら、1朝180人ではほとんど待ちません。240人で6組に1組ほど、300人で半分を超える組が待ちます。
  • ビュッフェ台の待ちは、300人の朝でもいちばん長いサラダで平均3.4秒、列は最長3.3人です。混むのは料理ではなく席です。

3. 同じ48席でも、カウンターがあると待たない

1朝240人で、2人席(18・24卓)とカウンター(0・12席)を変えました。

2人席カウンター席の数席に着くまで(平均)待った組1人で2人席に座った組
24卓12席60席0.7分26.7組28.0組
24卓0席48席13.3分123.4組111.2組
18卓12席48席3.4分71.4組24.0組
18卓0席36席36.9分137.4組111.2組
  • 160組のうち111.2組が1人の客です。カウンターがないと、1人の客は2人席に1人で座り、向かいの席は空いたままです。
  • 同じ48席でも、2人席24卓だけなら席に着くまで平均13.3分、2人席18卓とカウンター12席なら3.4分です。2人席6卓のかわりにカウンター12席を置くと、待ちは4分の1ほどになります。

4. 1人の客をカウンターへ案内する

2人席24卓とカウンター12席のまま、1人の客をカウンターから案内するか、2人席から案内するかを比べました。

1朝の人数1人の客の案内席に着くまで(平均)待った組(1人・2人・4人)
240人2人席から0.8分16.4・13.3・7.5組
240人カウンターから0.7分16.1・6.8・3.8組
300人2人席から4.6分74.5・25.9・14.7組
300人カウンターから4.4分74.8・22.1・11.7組
  • 1朝240人で、1人の客をカウンターから案内すると、待つ2人の組は13.3組から6.8組に、4人の組は7.5組から3.8組に減ります。1人で2人席に座る組が75.8組から28.0組に減り、2人と4人の組が座れるからです。
  • 300人では、どう案内しても席に着くまで4分半ほどかかります。席そのものが足りません。

5. この確かめ方の使い方

  • 自分の朝食会場を描き(図面のPDFや写真からでも)、1朝の人数、組の人数、来る時刻、食べる時間をAIに伝えてください。
  • 確かめていないのは、料理の補充と片付けの人手、おかわり、席へ案内する係の動き、団体の朝食、和食と洋食で会場を分ける形です。