ラーメン店のモデルから始める(無料登録。シミュレーションの実行はPro)。カウンターだけのラーメン店では、昼の1時間に客が集まり、席が空くのを店の前で待ちます。この記事では、会員向けのラーメン店で、AIが平日の昼をシミュレーションしました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 店と昼の流れ

ラーメン店の平面図
北の壁ぎわに茹で麺機・スープの寸胴・盛り付け台の厨房、カウンター12席、南の正面に待合のベンチと券売機と入口

check_space の指摘は0件です。AIは次の流れをシナリオに書きました(put_process_scenario)。

  • 11:00〜14:00に客の組がばらばらに来ます。いちばん多い12:00〜13:00の組の数に対して、11:00から30分ごとに50・90・100・100・70・40%です。
  • 1人の組が70%、2人が25%、3人が5%です。
  • 券売機で食券を買い(1人20〜40秒)、待合のベンチのそばで席を見ます。人数分の席が空いていて、待っている組がなければ座ります。なければそこで20分まで待ち、それでも空かなければ帰ります。
  • 席に着くと、1杯ごとに茹で麺機のテボを1つ使います(麺3〜5分、いちばん多いのは3.5分)。盛り付けて出すまで1分です。
  • 食べる時間は、1人なら8〜18分(いちばん多いのは12分)、2人以上なら12〜22分(15分)です。2人・3人の組は、隣どうしでなくても空いた席に座ります。
  • 時間はどれも仮定です。自分の店の実際の時間に置きかえて使います。

2. 来る組の数と席の数

AIは、12:00〜13:00の組の数(20・30・40組)と席の数(10・12席)を変えて(sweep_process_parameters)、20回ずつ比べました。席を待った時間は、すべての組の平均です(待たずに座った組は0分、帰った組は帰るまで)。

12時台席来た組待った組帰った組席を待った時間待つ列の最長
20組10席47.9組18.3組0.4組2.5分5.0組
20組12席47.9組9.0組0.0組0.9分3.4組
30組10席70.6組54.6組7.3組9.7分12.9組
30組12席70.6組43.7組1.9組5.8分9.9組
40組10席92.4組80.5組22.4組13.4分18.6組
40組12席92.4組74.1組13.1組11.3分17.4組
  • 12時台に30組なら、12席でも70.6組のうち43.7組(61.9%)が待ち、席を待つのは平均5.8分です。席を10にすると9.7分になり、帰る組が1.9組から7.3組に増えます。
  • 12時台に40組では、12席でも13.1組(来た組の14.2%)が帰ります。

3. 茹で麺機のテボの数

12席で、茹で麺機のテボ(3・4・6つ)と12時台の組の数(30・40組)を変えました。丼が出るまでは席に着いてから丼が出るまで、テボを待つのは1組が茹で麺機のテボを待つ時間で、どちらも組の平均です。

12時台テボ丼が出るまでテボを待つ席を待った時間帰った組
30組3つ5.9分63.3秒7.2分2.8組
30組4つ5.2分18.9秒6.2分2.2組
30組6つ4.9分1.6秒5.8分1.9組
40組3つ5.9分65.7秒11.9分15.7組
40組4つ5.2分23.3秒11.5分13.2組
40組6つ4.9分2.2秒11.3分13.1組
  • テボが3つだと丼が出るまで5.9分(6つなら4.9分)で、その分だけ席が長くふさがり、外で待つ時間も5.8分から7.2分に延びます。
  • 4つと6つの差は小さく、丼は0.3分しか変わりません。厨房の手がテボより先に足りなくなるかは、このシナリオでは見ていません。

4. この確かめ方の使い方

  • 自分の店を描き(図面のPDFや写真からでも)、昼の組の数と人数、食べる時間、麺の時間をAIに伝えてください。
  • 確かめていないのは、厨房の人数と作業の順、売上と客単価、テーブル席、店の外の行列の場所と近所への配慮です。