居酒屋のモデルから始める(無料登録)。飲食店は「消防法施行令」別表第一(三)項ロです。この記事では、会員向けの居酒屋を1階建ての単独の建物として、AIが消防の設備を確かめました。AIがMCPで呼ぶのと同じ道具を動かしました。以下の数字と図は、すべてその結果です。

1. 居酒屋のモデル

消火器を置いた居酒屋の平面図
北西に火を使う厨房とカウンター席、北東に座敷、南にテーブル席とボックス席、入口のそばに消火器
  • 外壁の中心線で16.2 × 10.2 m=165.24 m²の1階に、火を使う厨房とカウンター席、座敷、テーブル席、ボックス席、スタッフルーム、トイレがあります。
  • AIは1回の変更(edit_space)で、入口の西のレジのそばの壁ぎわに消火器を置きました。check_space の指摘は0件です。

2. 消火器

  • (三)項は、火を使う設備や器具があれば、延べ面積によらず消火器が要ります(第10条第1項第1号ロ)。調理油過熱防止装置などの安全装置(消防法施行規則第5条の4)が付いたものは除かれます。この店は安全装置を確かめていないので、要るとしました。
  • 能力単位は延べ面積を100 m²で割った1.65です(規則第6条)。能力単位3の消火器1本で足ります。
  • 床のどこからでも、いちばん近い消火器まで歩いて13.12 mで、20 m以内です(第6条第6項)。

3. 自動火災報知設備と屋内消火栓

  • (三)項は、延べ300 m²以上で自動火災報知設備が要ります(第21条第1項第3号イ)。165.24 m²の1階なので要りません。
  • 地階・無窓階なら、床面積100 m²以上で要ります(第21条第1項第10号)。同じ店でも、窓のない地下の店なら要ります。
  • 屋内消火栓は延べ700 m²以上で要ります(第11条第1項第2号)。要りません。

4. 誘導灯

  • (三)項は、すべての階に避難口誘導灯と通路誘導灯が要ります(第26条第1項第1号・第2号)。
  • カウンター席・テーブル席・ボックス席からは入口が見え、歩いて10.31 m以内です。厨房・座敷・スタッフルームからは見えないので、省略できません(規則第28条の2)。

5. カーテン・じゅうたんは防炎物品に

  • (三)項は防炎防火対象物です(令第4条の3第1項)。カーテン、布製のブラインド、じゅうたんなどは、防炎性能のあるものを使います(同条第3項)。

6. この確かめ方の使い方

  • 自分の店を描き(図面のPDFや写真からでも)、入る階、延べ面積、火を使う設備と安全装置、ビルのほかの用途をAIに伝えてください。
  • 確かめていないのは、ビル全体の消防の設備、無窓階かどうか、厨房の排気ダクトの決まり、防火管理、所轄の消防署の指導です。