客の視野に棚や什器がどれだけ入るかは、置き場所だけでなく、客がどこで待つか、どの向きに歩くかで決まります。この記事では、これまでの記事でAIが数えた3つの例を並べました。AIがMCPで呼ぶ道具(get_visibility の attention)で、シミュレーションの客が進む向きを見ると仮定して、棚の面が視野(120°・6 m)に入っていた時間(客×秒)と、視野に入れた客の数を数えたものです。
1. 視野に入った棚・什器
| 売場 | 棚・什器・置き場所 | 面 | 客×秒 | 視野に入れた客 |
|---|---|---|---|---|
| コンビニの昼のピーク(85人) | たばこ・くじ棚(レジの奥) | 東 | 5,887 | 85人(100%) |
| コンビニの昼のピーク(85人) | ゴンドラ:チョコレート | 西 | 2,540 | 85人(100%) |
| コンビニの昼のピーク(85人) | ゴンドラ:あめ・ガム | 西 | 2,513 | 85人(100%) |
| アパレル店の土曜の1階(168人) | 新作の台 | 東 | 10,422 | 110人(65.5%) |
| アパレル店の土曜の2階(86人) | 帽子・財布の台 | 東 | 15,771 | 79人(91.9%) |
| アパレル店の靴下・小物の台(168人) | A. いま:レジの列の横 | どの面でも | 6,615 | 117人(69.6%) |
| アパレル店の靴下・小物の台(168人) | B. 入口を入ってすぐ | どの面でも | 3,780 | 168人(100%) |
| アパレル店の靴下・小物の台(168人) | C. 上りエスカレーターの乗り口 | どの面でも | 3,306 | 162人(96.4%) |
| アパレル店の靴下・小物の台(168人) | D. 西側の婦人服の台の間 | どの面でも | 1,917 | 59人(35.1%) |
2. 分かること
- 待つ場所の前がいちばん長い。 コンビニではレジの列で待つ客の前のたばこ・くじ棚が5,887客×秒、アパレル店の2階では試着室の前の帽子・財布の台が15,771客×秒です。
- 長く入るのと、多くの人に入るのは別。 靴下・小物の台は、レジの列の横に置くと6,615客×秒でいちばん長く、入口を入ってすぐに置くと3,780客×秒ですが168人全員の視野に入ります。
- 一度も入らない面がある。 コンビニの棚の88面のうち25面は、一度も客の視野に入りませんでした。
3. それぞれの記事
4. AIへの頼み方
この店(図面のとおり)の土曜のシミュレーションで、客の視野に入っていた時間が長い什器の面を、階ごとに上から10個教えてください。視野は120°・6 mで。
5. 確かめていないこと
- 数えたのは「視野に入っていた時間」です。実際に見たか、手に取ったか、買ったかは分かりません。
- 客が進む向きを見るという仮定と、視野の広さ(120°・6 m)は、各記事の仮定です。



